DM送信バイトは詐欺ではない
クラウドワークスで案件を探していると、「InstagramやTikTokでDM送信代行」関連のお仕事が結構あります。
リストも用意されていて、一見単純作業の楽そうな仕事に思えますよね。スキマ時間でできそうで、副業にもぴったりです。
筆者もクラウドワークス経由で、一度依頼を受けたことがあります。某配信ライバーに興味ありませんか?という内容でした(笑)
しかし筆者の経験上はっきり言って、DM送信バイトを副業にすることはおすすめできません。
DM送信バイトを副業にするメリット
DM送信の仕事内容は簡単です。筆者が契約したのは1社のみですが、リストアップされたユーザーに対して、与えられたアカウントでDMを送るという仕事内容はおそらく共通だと思います。仕事自体はほぼコピペ&送信で構成されており、難しいことは一つもありません。
営業DMを送信して返信があれば追加で対応が必要ですが、簡単な挨拶だけ送って後は依頼主にバトンタッチするのみです。
スマホ1台あれば好きな時間にもできるし、作業が好きな方には向いていると思います。
筆者が契約したところでは、DM送付する時間も決められていませんでしたが、夜中~朝方はNGという会社もありそうですね。
DM送信バイトを副業にするデメリット
DM送信副業の単価や稼げる金額については下記で詳しく説明しますね。
DMを送信するアカウントは提供されますが、普段インスタを利用している方はアカウント切り替えに要注意です。普段利用しているアカウントから送信してしまうと、自分だけじゃなく取引先も困ってしまいます。
そして送信する内容によっては、一度のコピペではなく数回コピペして文章を送ることもあるでしょう。1回のコピペで済むのであれば作業効率も上がりますが、こればかりは契約してみなければどのような内容を送信するのかわかりません。
DM送付バイトで稼げる金額は最低賃金以下
DM送付は単価が非常に安いです。筆者は1件5円でやっていました。送信する文章は3回ほどコピペが必要だったので、コツコツやって2分で1アカウントに送信できるとしても、時給換算して300円にしかなりません。
1回のコピペで文章を送れるならもっと効率は上がるんですが…送る内容は契約しないと分からない点が仕方ないポイントですね。
そして単価が安いだけじゃなく、渡されるリストが不十分である点も、作業効率を下げる大きなデメリットでした。稼ぐ効率が悪いことが、DM送信バイトを副業にすべきでないポイントですね。
リストが不十分とはどういうことかというと、いざ「このアカウントに送ってねー」と渡されてリンクから飛んでも、そのリンクが鍵アカウント(非公開)になっていたり、DM送付を受け付けていない設定にしたり、そもそもアカウントが削除されていたりなど、何らかの原因でDMが送れない状況になっている場合があるということです。
体感では5人に1人は送れないアカウントがあったので、当時は相当ストレスでした(笑)
2024年になっても単価は低いまま
筆者がDM送信バイトをしていたのは2022年ですが、現在クラウドワークスで調べてみたところ、1送信あたりの単価は5円である案件が非常に多く、2年前と相場は変わっていませんでした。
中には「ユーザーを探す+DM送信する+投稿にコメントする」の3セットで、1アカウントにつき単価3円にしている案件もあり、これは絶対に応募すべきでないと思いました。
追加で成約に繋がればボーナスを出したり、送信数に合わせて単価を上げたりなどの料金形態にしている案件もあります。
ここまで調べてるともう一度やりたくなってきました(笑)一番単価の高いところに応募して試してみたいものですね。
DM送信バイトやるなら少しでも単価の高い案件を探す
DM送信はただでさえ単価が安いですが、数をこなして稼ぐ仕事であるため、案件を探す際は1円でも単価の高いものを探すことがポイントです。
ただDM送信バイトを副業にしても、お小遣い稼ぎになるかどうかすら…。筆者ならば、その時間でYouTubeを楽しんだりゲームしたり、資格勉強の時間に充てたりなどに使います。
DM送信バイトは長く続けにくい副業でもあるため、長期的にできる副業を探しているのであれば、こちらの記事もぜひ参考にしてください!